2010年3月月例登山大山
3月19日~21日
日程 平成22年2月19日~21日
目的 雪上訓練
参加者 原田康 宮元(装備) 市橋(記録) 下松八重(CL・担当) 長崎山岳会9名(長崎市より7名・広島より母娘さん・米子市在住吹野さん)
     今回の月例登山は下關山岳會(SAC)と長崎山岳会(NAC)の合同登山
行程
3月19日 小月IC(18:00)~中国自動車道~蒜山SA(10:54)~時間調整にて仮眠~23:50SA出発~米子IC 0:20~吹野家泊
3月20日 6:00起床~7:30出発~鍵掛峠登山口8:40~9:50鳥越峠~
地獄谷(駒鳥小屋)~10:40振子沢~13:20縦走路~宝珠尾根~上宝珠越~15:00中宝珠越大山寺
3月21日 8:30出発~鹿野SA(昼食time)~小月IC14:00~小月ホンダにて解散
3月19日(金)SAC隊は土日祝日の有料道路割引の1000円を使う為、時間調整をしながら、今晩宿泊予定の吹野家へと向かう。
すでにNAC先発隊・広島からの2名の方々は既に到着。後発3名は1:30に到着。
到着順にご主人様の案内でそれぞれ寝るのだが、我がメンバーは睡眠導入剤のアルコールを入れないと眠れないと言いながら焼酎のお湯割りを飲み始める。初対面のご主人はとっても寛大な方で快くお湯割りを作ってくださり、2名とも美味しいを連発しながら、飲んでいるようだったが
私は眠いので先に休んだので後の事は解らない。お休み・・・・。

3月20日(土)携帯の目ざまし音で起こされ、あまりすっきりしない頭を抱えて、吹野さんとまずはコーヒーでもと飲んでいるとぞくぞくと起きてくる。朝食は炊きたてのご飯とNAC食糧担当手作りの惣菜が並ぶ、準備も早いが食べるのも早い!
テレビの天気予報は晴れのち雨・北日本の太平洋側では二つの低気圧・日本海側には990htpの台風並みの低気圧で強風が吹き荒れるという。
天気を考慮し、予定のコースを変更することになる。夏道を往復と提案があったがそれでは私は正月と同じコースになるので、
日帰りで、大ノ沢を登り頂上より夏道を下るコースを7名。今日初めての大山登山の方々を含めて6名は夏道往復にする二案でまとまる。
SAC3名は大ノ沢コースにして、舛水スキー場へと移動する。今年は暖冬ですでに道路の雪は消え、鍵掛峠へ45号線のゲートは開かれて奥大山スキー場へ車で入れる。例年だと残雪でゲートは開かれていないのに嬉しいような、残念の様な複雑な気分である。
大ノ沢の雪はわずか残っているだけで樹林帯は藪こぎになる。
それでは面白くないので、当初の予定を日帰りで行こうということになり鍵掛峠へと向かう。
ここでは登山口から雪がたっぷり残っていて、みんな雪との出会いに期待で胸を膨らます。
雨具のパンツとスッパツを着け、8時30分には登山口で記念撮影をし、8時40分に入山開始。
ここでは風も音だけで、涸れ木の樹林と烏ヶ山に青空が映えとっても気持ちの良い雪上トレッキング!
時々踏み込んでつぼあしになることもあるが、全体的には歩きやすい雪質で快調に鳥越峠へ9時45分着。

鳥越峠から下る(9:59)~駒鳥小屋方面へ向かう
峠は風が強く寒いので上着が欲しいところだが斜面を少し下ると風は当たらない。
斜面をトラバースし、地獄谷の駒鳥小屋方面へ向かう。雪上は思うままに進める、夏登山道より歩きやすい。
ここは窪ちゃんがトップで行く。沢に出た所はベストポイントで地獄谷と振子沢の分岐だった。10時35分着ここで10分休憩。
ここから振子沢最終地点の尾根分岐までは2時間30分の予定。(夏道timeで2時間30分と地図に記してある)

東壁(10:51)手前の雪解け岩を右側へ渡渉すると振子沢
雪解けの谷川を2歩で渡渉し振子沢へと入る。スキーヤーの板跡をたどって沢に踏み込まないように下さんがトップでリードしてくれる。
風はあるがまだ谷の中で余り当たらない。太陽が雪の白さに反射して眩しい。
サングラスを忘れて後悔する。(雪盲になったらどうしよう・・・・・)風の音は相変わらず激しい。
吹野さんから“後を見て~”と声が掛かる。
振り返ると青空に烏ヶ山が黒々そびえ、残雪の振子沢は素晴らしいロケーションだった。
風の当たらない所まで登り休憩する。12:08烏ヶ山をバックに記念撮影をする。

烏ヶ山(11:40)振り返ればベストビュー!

振子沢(12:08)にて烏ヶ山をバックに!・・・・ここは風無しで快適なのだ!
段々傾斜がきつくなる。強風が吹きつけ立ってられない。(飛ばされない重さには自信があったのに・・・・)
何度か飛ばされよろめいた。(バランスが悪いと実感)
雨具の上を着ないと寒くなってきた。一段と傾斜がありアイゼンを付けようと声がかかりアイゼンを装着。
強風で帽子は飛ばされ、どこへ飛んでいったか見えなかった。一瞬だった。
この風では拾いにいけない、(帽子はあきらめた。)雨具の帽子をしっかり締めて、
足元しか見えないのでただ黙々と先の人の足跡をたどる。

振子沢上部にて甲ヶ山をバックにコンペイちゃん(13:11)・・・・風はすごく吹いているんだけど・・・・

もうすぐ稜線~振子沢上部(13:12)・・・強風なのだぁー!(写真では風が確認出来ないのが残念)

13:10風は容赦なく吹き荒れる。青空に黒い雲の塊が流れてきたが雨雲では無く、一安心。
急斜面をトラバース気味に上り詰めた下さんが笑って待っていた。稜線に到着したらしい。そこは宝珠尾根の分岐だった。

縦走路から春の北壁~別山と弥山への夏道稜線の展望(13:19)

縦走路から宝珠尾根を下る(13:21)(元谷・宝珠尾根・剣沢・三鈷峰北西稜下部の展望)

大山北壁縦走路到着(13:20)

北壁縦走路稜線にて(13:21)

稜線は不思議なくらい風が無かった。宮元さんが笑いながら私の帽子を取り出しくれた。
帽子は偶然にも宮元さんの足元に飛んでいったらしい。あきらめた帽子が戻ったので二重にうれしかった。
ユートピア小屋と三鈷峰は天気が崩れる前に下山したいのでパスして宝珠尾根を下ることになる。

以前から宝珠尾根を完歩したかったので、吹野さんと思いがあればチャンスは来るんだねぇーと喜び合った。
下さんがリードしながら雪の付いたところを上手にルートを作って下山していく。
慎重に快適に下ることが出来た。
上宝珠越でやっとビールで乾杯することが出来た。

宝珠尾根の右側にはユートピア小屋や三鈷峰が望める。三鈷峰は頂上を残して三方崩れてガレ場の山になっている。
こんな姿を見るとなんだかさみしくなる。
冬の大山は山肌のガレ場や砂防堤等を雪化粧で隠すので本当に美しい。
大山は冬山が一番美しいと思う!

上宝珠越から雪はほとんどなくここでアイゼンを外す。
ここから中宝珠越の間に2箇所大きく崩れたところがあり細いロープが張ってある。
宝珠尾根の登山通行止めが理解出来る。
慎重に行動すれば問題ないが、万が一ここで事故につながればやはり国立公園管理者としては登ってほしくはないだろう・・・・。

中宝珠越着15時コーヒーtimeで休憩。ここから500mで下宝珠越、800mで大神山神社へ神社で無事な登山に感謝する。
16時30分に駐車場へ到着。

結果的には天候と雪の量・質で日帰り装備で荷物が軽いということもあり、予定コースを踏破出来た。
今回も思い出深い楽しい山行きとなった。

シャトー尾高で温泉に入り、本日宿泊の吹野家へ戻る。
すでにNACの方々が食事の用意をしてくださり、すぐの親睦会となった。
乾杯のビールの美味しいこと!
喉の渇きを我慢して、お茶も水も飲まずにこの時を迎え格別のうまさだった!
3月21日 長崎山岳会は雪上訓練で烏ヶ山のふもとへと出かけることになり(達成感のあるトレーニングとなったようだ)
      下關山岳會3名は月例予定コースを登山したので帰ることにした。
      8:30に吹野家にて解散する。
      14時に小月ICに到着。小月ホンダにて解散! ・・・・・ お疲れ様でした。