2011年3月6日天狗石山
〔日程〕平成23年3月6日(日)

〔山域〕天狗石山 芸北町

〔参加者〕宮元 原田康 藤田(会計 装備) 松本(CL) 京野(記録)

〔行程〕

  小月ホンダ→下関IC→戸河内IC→R11号→サイオトスキー場→来尾峠→

  登山口→高杉山分岐→天狗石山山頂→高杉山分岐→登山口→来尾峠→サイオト

  スキー場→戸河内IC→下関IC→小月ホンダ

〔記録〕
久しぶりの山行なのに、生憎の天気である。今にも降り出しそうだ。雪ならいいのだが、気温が高いので雨になるだろう。先週一週間は晴れだったのに。どうも私は、金運、男運だけでなく天気運にも恵まれていないようだ。ため息をつきながら集合場所へ向かう。
7:00 小月ホンダに集合。山岳会のメンバーの顔を見ると滅入った気分は吹き飛び、
     テンションがあがる。意気揚々と出発。
     下関ICから中国自動車道に入り、戸河内ICに向かう。

9:00 戸河内ICを降り国道191号線を北上すること20分、
     そこはまさしく雪国だった。今年の冬は記録的なに大雪であった。
     しかし、下関市内では積もることはなかったので、私は今年初めて雪をみたのである。
     道路脇の雪はどう見ても1m~1m50cmは積もっているようだ。
     積雪を見たとたん、今までの高揚した気分は一転、抑うつ状態となった。
     あれは一年前、止める母を家に残し私は大山に向かった。
     そこで初めてラッセルを経験したのだか、思い出したくもないほどきつかったのである。
     登山口に至る1kmの林道でのラッセルで疲れ果て、登山口についた時には登る意欲は
     なくなりこのまま遭難して死んでしまいたいと思ったのである。
     下山後、二度と雪山には登るまいと誓ったのだ。
     しかし、なぜか私は今年の冬ワカンを購入し、それを持って今雪山に向かっているのである。
    「馬鹿」という言葉がクルクルと走馬灯のように頭の中を巡った。
 
     スタート地点                              原田さん
9:40 サイオトスキー場に到着。当然そこもしっかり雪国であった。車を降り準備をする。  
10:00 準備を終え、来尾峠に向かう。
     スキー場入口から林道を1km進んだところに来尾峠があり、
     右手に天狗石山の登山口がある。      
     新品のワカンで、雪上に記念すべき大一歩を刻む。
     雪は締まっておらず、グシュッと雪にワカンが埋まる。歩きにくい。
     だいたい、何でこんなものをつけてまで人は山に登るのかと、
     心の中でぼやきながら歩くこと20分、登山口に到着。ここで各自衣類の調整等を行う。

登山口にて
10:35 登山口出発。なぜか登山口を出発した時、自分が先頭になっていた。
     出発してすぐに見上げるほどの直線の急登だ。「十分毎に交代」という約束だったのに、
     10分経っても替わろうとは誰も言わないのである。  
     今の時代に男尊女卑という古めかしい考えを持った男と出会うとほとほと嫌になるが、
     雪山でレディファースト精神を発揮されても困るのである。
     急登を登り終えたところで、「そろそろ替わろうか」と声が掛かった。
     まあ、急登といっても雪がなければ15分で登れる程度のものだし、
     ワカンも20cm位埋まるほどで大してきつくもなかったのではあるが。
11:20 展望地に到着。360度の展望が広がる。
     晴れた日には三瓶山が見えるそうだが、残念ながら今回は見えなかった。
     しばらくの間雪化粧した中国山地の山並みを眺め堪能した。
11:30 展望地を出発。展望地を出発する頃より、雪が降り出した。
     風がなく、さらさらと降る雪の中を歩くのは本当に気持ちいい。雪山の醍醐味かもしれない。
     高杉山への分岐点までしばらくなだらかな道が続く。
     それ以降は、急勾配である。私は率先して先頭を行くことにした。
     急登に差し掛かってから、先頭を変わってもらおうと考えたのである。
     我ながら計算高いなと思った。この計算高さが鼻につくため、
     もてあますほどの美貌を持ちながらも結婚できないのであろうと自己分析をした。
     トップを替わりながら、話をしながら頂上を目指す。
     話ができるくらいなので急登といっても大したことはないのである。
     高杉山への分岐点からラッセルすること40分、左手に大岩が見えてくる。
     これが山の名前のいわれとなっている天狗岩である。
     高さ6m、周囲7mある巨石みたいだが、雪に覆われその大きさを実感できなかった。
  
    山頂直下                                   もうすぐ山頂!
12:45 頂上到着。頂上には展望台があるのだが、雪で覆われていた。
     晴れていれば頂上からは遠く大山も望めるみたいだが、
     着いたときはガスで何も見ることはできなかった。30分休憩、各自昼食を摂る。
13:15 下山開始。展望地を過ぎた頃から、雪は雨に変わった。
     あとちょっで下山し終わるのについていない。だいたい私の人生はそんなものである。
14:45 サイオトスキー場に到着。無事下山。
     ひどい雨ではなかったが、下山したときレインコートはぐっしょり濡れていた。
     登るときにかいた汗も冷えて寒さを感じたが、
     そんなことも気にならないくらい満足感で一杯だった。
15:00 駐車場を出発し、往路を戻り下関に向かう。
天狗石山は標高1200mで雪さえなければ2時間で往復できる山である。しかし、美しいササの草原、ミズナラの林など変化に富み、タニギキョウ、オオヤマレンゲなど四季折々の花も見られるそうだ。雪のないときに登ってみようと思う。