平成243月月例登山

[日 時]  平成24310〜11

[山 名]  毛無山伊良谷山牛引曳山 (広島県)

[参加者]  井上 宮元 市橋 原田俊 水廣 京野 6名 

[行 程]

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17:00小月ホンダ⇒下関IC(中国自動車道)19:40庄原ICR18320:30県民の森公園

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 7:15県民の森駐車場⇒8:00出雲峠⇒9:00毛無山山頂⇒10:05伊良谷山⇒10:30牛曳山山頂
11:20県民の森公園センター⇒リストアステーション⇒14:00庄原IC16:50小月ホンダ

[記 録]

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三月の月例登山の目的は残雪登山というのに、私は「雪がありませんように、全部溶けていますように」と祈りながら集合場所の小月ホンダに向かう。私は雪が苦手なのである。

17:00小月ホンダを出発。下関ICから中国自動車道で庄原ICへ。吉和を過ぎる頃には路肩に雪が積もっている。もう、びっくり。私の住む下関では今年、もちろん雪は降ったが積もった日はないのである。改めて「日本は広い」と感じたのである。比婆山温泉辺りでは道路に雪はないものの、道路わきの家は雪で埋もれていた。雪を見ると、雪、雪崩、遭難、お葬式と私の思考回路はネガティブに作動するのである。雪が深くなるとともに気が滅入っていく。

20:30県民の森公園センターに到着。そこは、三月だというのに除雪車が未だ稼動している雪国だった。駐車場にテントを設営。設営中、見上げると星がとても綺麗であった。明日は晴れそうだ。設営後、いつものごとく宴会。おいしい猪なべをいただく。ほろ酔い気分で就寝。酒の力は偉大である。ネガティブな思考はいつしかポジティブに。明日はいい山行になりそうだ。

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  7:15駐車場出発。曇りで、風は無い。絶好の天候だ。県民の森の周囲は、比婆道後帝釈国定公園に属し、比婆山、吾妻山、竜王山、毛無山などブナの樹林帯が1100m級の山が連なっている。その為いろいろなコースが楽しめる。県民の森第3キャンプ場側を通り出雲峠へ向かう。登山道には積雪1m位あったが、よく締まっていてワカンをつける必要はない。公園センターから出雲峠までの距離は2.3kmあるものの、標高差は100mしかない。峠までの道はなだらかで、雪があっても苦にならない。途中避難小屋があり、休憩をとる。実は最初の計画では比婆山に向かう予定であったのだが、会長の「登ったことのない毛無山に行きたい」という希望で毛無山に行くこととなる。一体誰が山の名前をつけるのだろう。竜王山とか、白馬岳とか名づけられた山はいいが、毛無山とか馬糞山とか名づけられた山はかわいそうである。

  
駐車場にて準備           県民の森センター前標識

 8:05出雲峠到着。ここからはかなり急登である。雪も更に深くなる。歩きにくい。時折、ボコッと膝まで雪に埋まってしまう。だから雪は嫌なのよと、ぼやきながら登る。一帯雪山の楽しさは何なのか、自問自答すれども答えが出ない。雪が無ければ、峠から毛無山山頂まで30分足らずである。

   
出雲峠を過ぎ最初のピークへ

毛無山山頂

 9:10毛無山山頂(1144m)に到着。山頂に着くと風があり、雪が舞い上がっていた。これが地吹雪というのだろうか。感動的であった。トレースのない雪道は歩きにくさはあるが、気持ちいい。ここからいったん下り、伊良谷山へ向かう。毛無山から伊良谷山までは1,4kmである。

   
伊良谷山山頂 

 10:05伊良谷山山頂(1149m)到着。晴れた日はここから大山が見えるようだが、残念ながら視界はよくなかった。しかし、枝に雪が積もっている様は、一面に白い花が咲き誇っているようで美しかった。雪の少ない地方に住む私にとっては非日常的な世界で、ここにおいて雪山の楽しさの答えを見たのである。と、思うものの登りになり、雪に足を取られると雪は嫌だとぼやくのである。再び下り、牛曳山と公園センターへの分岐点へ。牛曳山にも行くことに全員一致で決定。ここで牛曳山へ行かなければ生涯悔いを残すことになるだろう。二山縦走より、三山縦走の方がかっこいいしね。画して、下関山岳会、中国山地無名の名峰三山を縦走することとなるのである。

  
樹林の中を・・・・・(満開の梅の様だった。)

 10:30牛曳山山頂(1140m)到着。ラッキーなことに風は止み、中国山地が見渡せた。残雪に覆われた山々はとても美しかった。牛曳山から下山する登山道もあったが、いったん分岐点までもどり下山することにした。

    
牛曳山(標識は無かった)

トレースの無い雪の斜面を第4キャンプ場に向かって一気に下る

 11:20県民の森公園センターに到着。下山してびっくり。出発する時には駐車場には雪が積もっていなかったのに、一面に雪が積もっているのである。改めて中国山地をなめてはいけないと自分に厳しくいいきかせた。

 12:30県民の森公園センターを出発し、下関に向かう。帰りは庄原IC近くのリストアステーションによってせつぶん草をみた。白くてとってもかわいい花であった。ただ、私はひまわりが好きである。


セツブン草       

        福寿草
雪にぼやきながらの山行であった。しかし、後日新聞を読んでいると「穏やかな日差しの中、雪の中を歩くのは格別である」と春の雪山登山の楽しさを書いている文章を目にした。これだ、これだと雪山の楽しさの答えを見出したのである。