個人登行《戸の上山〜足立山》

入山日程

山域:福岡県 戸の上山・足立山

日程:平成26年5月4日()8時下関出発〜1800分帰着

  テーマ:なんちゃってトレラン

<参加者>播磨

<行程>

5月4日(日)晴

756 下関駅 〜8:06門司駅〜8:25寺内登山口〜9:03戸の上山 〜9:15 大台ヶ原〜10:32足立山〜11:10小文字山〜11:30小文字山登山口 

<記録文>

うかうかと山の予定のないまま、5月の連休に入ってしまった。家の片付けや仕事をしないといけないと思ったものの、この季節・好天の休日に一日くらい山へ行かなくてはすまない。ミツバツツジの咲く井原・雷山を考えたが面倒になり、手近な定番コースの門司・小倉の山へ行くことにした。

 

756分下関発の電車に乗り、一駅門司で下車。寺内のバス停方面へ向って、ゆっくり走った。

825分 寺内のバス停近くから住宅街の道を通り、登山道へ入る。住民の方から、正しい登山口はもう少し先にあると教えてもらったことが何回かあるが、未だに正しい登山口から登ったことがない。正しい登山道に合流して少し上ると大きな山地図の看板があり、目の前に大きくそびえる戸の上山に向って進んだ。山に沿ったゆるやかな道を行くうちに、振り返ると門司の街が随分下に見えるようになっている。やがて尾根にでると、いつもすーっと風が通る。夏はほっとするところだが、今日は少し肌寒いくらいだ。ここからは岩がある急な登りで、ひたすら足下を見つめて登った。

傾斜がゆるやかになってくると、神社上宮を左に見て右側にすぐ山頂だ。響灘と関門海峡のすばらしい眺めが広がる。海の色はほわーんと青く、PM2.5の濃度も低いようで比較的眺望がきいている。山頂独り占めは嬉しいはずだが、こんな天気のいい休日に…みんな遠くの山に出かけたに違いないと決めつけて、切なさ半分。

<戸の上山頂独り占め>

さて、ここからが「なんちゃってトレラン」の本領だ。トレイルランニングは、山登りとランニングのいいとこ取り、じゃなくて「きついとこ取り」みたいなスポーツだと思う。登りはもちろん下りも走れず、かろうじて走れるのはフラットな道とゆるい下りだけという私でも、戸の上から足立山にかけての縦走路は結構走れるところがあるのだ。照葉樹林の小暗い道を駆け下りると気分はすっかりトレイルランナー。あっという間に大台ケ原と北九州の港が眼下に広がる坂上に出た。この急な下りはもちろん一歩一歩慎重に歩く。

<早咲きのカノコソウ>

この日は大台ケ原も独り占めだった。もったいないくらいのすばらしい眺めで、ここまででこの山行ルートの幸せの80パーセントは達成だと常々思っている。

そのまま、足立山への縦走路を登りと急な下り以外は走る。

まだ、ヤブツバキの花が見られ、日当たりのよいところにはヤマフジも見ごろに咲いていた。

<ヤブツバキもまだきれい>

標識の足立山までの距離表示がだんだん数字を小さくしていくのを見ながら進み、1.2km地点あたりから最大の急登が始まる。左にロープが張ってあり、大きな荷物があるときには後ろにひっくり返るかと思うほどの傾斜に感じるが、「なんちゃってトレラン」の時は軽荷なので平気だ。この登りを終えるとほっと一息、足立山まで900メートル。

<さわるとウサギの耳のような柔らかい新芽>

 

<足立山山頂>

足立山山頂は、さすがににぎわっていた。戸の上山から縦走の間は単独行の登山者7人、夫婦連れ2組に会ったくらいだったが、足立山、小文字山は小さい子どもさんも含んだ家族連れやグループも多かった。

<端午の節句の鯉のぼり>

<小文字山頂もにぎわっている>

<よく肥えたネコ>

私はいつも戸の上側からの縦走で、小文字山から登ったことは3回くらいしかないが、こちら側からのほうがきつそうだ。小文字山へ初めて登るらしい人に「もう少しですか」と尋ねられ「もうちょっとありますが、すっごく眺めがいいですよ」とこたえた。「こんなにきついとは思わなかった」と言われていたが、山頂の絶景を見ると登ってよかったと思われることだろう。

<小文字山からの絶景>

1130分、下山して富野方面へ。長崎ちゃんぽんリンガーハットで「海鮮とくちゃんぽん」を頼んだ。3月にきたときは500円ちょうどだったのが515円になっていた。4月からの消費税増税分の値上げだ。

小倉まで歩いて、旦過の映画館「昭和館」でドキュメンタリー映画二本立てを鑑賞。終了後、立ち上がって小倉駅に向かう足には、翌日から三日間続くことになる筋肉痛の予兆が感じられた。