下關山岳會秋山合宿 月山・鳥海山・早池峰山登山記録
(1,984m) (2,236m) (1,917m) |
1 日 時 平成27年9月18日(金)〜24日(木) |
2 参加者 CL 井上・担当:岡本・装備:宮元・食糧:木村ヤ・本山・会計:市橋・記録:江頭・他1名 |
3 行 程
9/18(金) 下関駅8:06〜8:20小倉駅8:28(こだま861)〜8:45博多駅〜
9:30福岡空港10:30(ANA1275便)〜仙台空港12:40
(レンタカー) 仙台空港13:10〜16:45弓張平オートキャンプ場(0237-75-2003) |
9/19(土)5時起床 晴れ時々曇り(山頂付近は雨
弓張平オートキャンプ場7:00〜7:20月山姥沢駐車場7:35〜7:50リフト下駅7:55
〜8:10リフト上駅8:15〜姥ヶ岳8:50〜牛首9:35〜10:50月山頂上11:20
〜牛首12:20〜牛首下分岐12:45〜14:00月山姥沢駐車場14:15
〜弓張平オートキャンプ場14:35 志津温泉 ) |
月山
出羽三山の主峰。姥沢コースを登る。
姥沢駐車場から10分でリフト下駅、15分位で上駅に着く。標高1,510m。
全山の紅葉に感嘆の声を上げ、歩きだしたら雨。終日雨具を着けての登山となる。
登山道は、石畳と木道で整備されている。
頂上付近で雨脚が強くなり、月山神社で、記念撮影をして急ぎ下る。
下りは牛首から下牛首の道をリフト下駅に下る。
木道は、雨に濡れてすべり、歩きにくく神経を使う。姥沢駐車場の着くころに雨が上がった。
バンガローに帰り志津温泉行く。温泉に入り濡れた衣服を着替え人心が付く。
後のビールのうまいことは言うまでもない。
バンガローは風呂・台所に炊飯器もあり充実した施設だった。(10,000円)
※ 標高差 474m 所要時間 6時間25分
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9/20(日) 5時起床
弓張平オートキャンプ場6:20〜羽黒山11:20〜祓川キャンプ場14:40 |
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9/21(月) 4時起床
祓川キャンプ場5:40〜賽ノ河原6:30〜7:35七ツ釜避難小屋7:45〜氷ノ薬師9:30〜
11:10七高山11:30〜新山12:05〜12:40七高山12:50〜康新道分岐13:00〜
14:20七ツ釜避難小屋14:40〜賽ノ河原15:30〜祓川キャンプ場16:10 |
鳥海山
出羽富士・秋田富士と呼ばれる秀峰である。今日は快晴。祓川コースを登る。
駐車場から祓川ヒュッテ(改装中)の前を通り、龍が原湿原の中を伸びる木道を行く。
石段の登り坂から湿原状の草地を絡んで登ると七ツ釜避難小屋に着く。
避難小屋の先で康新道と分かれる。
鳥海山(七高山)の頂上が手に取るように見える。雪のない大雪路を過ぎると氷の薬師。
ここから厳しい登りで、ガレ道をつづら折れに登れば頂上である。
常に頂上を目の前に見ての登りはやはりきつかった。
3人は最高点である岩峰の新山に向かう。
急なガレ場を千蛇谷に下り、巨岩をよじ登れば頂上に着く。頂上は狭く記念撮影がやっとの広さ。
七高山まで往復1時間10分。下りは康新道をとる。距離は長いが歩きやすい道である。
避難小屋で合流し、登りと同じ道を、展望を楽しみながら下る。
テント泊。
夜空に瞬く星が近い。北斗七星・カシオペア・オリオンなど探す。
※ 標高差 1,056m 所要時間10時間30分
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祓川キャンプ場 竜ヶ原湿原を行く5:51 |
 賽ノ河原付近を行く6:57 中腹より頂上方面7:57 |
 中腹を行く8:15 11:23七高山山頂 |
 新山より七高山方面 七高山から新山 |

12:09新山山頂 祓川キャンプ場17:06 |
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9/22(火) 5時起床
祓川キャンプ場7:00〜小岩井牧場〜うすゆき山荘16:10
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9/23(水) 4時起床
うすゆき山荘5:10〜5:20河原の坊駐車場(コメガモリ沢コース)5:30
〜こうべごおり(水)7:00〜1,600m7:25〜9:55早池峰神社10:25〜
八合目天狗ノ滑り岩のクサリ場 10:45〜五合目御金蔵11:15〜二合目11:45 〜一合目御門口12:10〜12:40小田越12:45〜13:15河原の坊登山口13:20
〜うすゆき山荘13:25 ぶどうの湯 |
早池峰山
北上山地の高峰。エーデルワイス(ハヤチネウスユキソウ)咲く、岩礫・岩塊の山。
今日も快晴。河原坊コースを登る。
河原坊からコメガモリ沢に沿って登る。
樹林の中を、沢を何度か渡って登ると岩のゴツゴツする急斜面となり、
最後の水場頭垢離(こうべごうり)に着く。
ここから、岩尾根となりほとんど露岩帯で、急峻になる。
落石に気を付けながらの神経を使う登りである。下りには使いたくない。
上部は巨石の岩場をよじ登って、頂上に飛び出す。頂上は広く早池峰山神社や避難小屋がある。
下りは小田越コースを取る。頂上から東に向かい、少し行くと長い鉄梯子のある天狗ノ滑り岩の鎖場である。
梯子はしっかりしており恐怖感はない。
巨岩の間やガラ場等の岩礫帯をひたすら下り、六合目の龍ガ馬場、五合目の御金蔵と過ぎ小田越に着く。
車道を30分歩いて河原坊に着く。
うすゆき山荘に無事帰着。昨日、車窓からちらっと見た「ぶどうの湯」を、
さがしさがしてホテルの日帰り入浴をみつけ入る。
宿泊所のうすゆき山荘(無料)は河原坊に近くこじんまりとしている。
前日は同泊者1人、今晩は独占なので地酒・ワインで盛り上がる。
※ 標高差 867m 所要時間7時間45分
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6:47 6:56 |

7:20 8:42 |

9:30 10:04 |

12:50 小田越より河原坊Pまで2.5kmを歩く 17:04うすゆき荘から早池峰を望む |
9/24(木) 3時起
うすゆき山荘3:35〜仙台空港7:00〜仙台駅8:06〜10:28東京駅〜羽田空港JAL 12:20〜14:10福岡空港
〜博多駅14:58〜15:28新下関駅
(岡本:一の関、井上・市橋:仙台空港、宮元・本山・木村:仙台駅、松坂:羽田空港でそれぞれ分れ帰還) |
☆ レンタカーを使って移動、登山、宿泊(バンガロー・テント・山小屋)、を繰り返し
6泊7日で東北(山形・秋田・岩手)の三山に登った。
月山の登山日を除けば、移動日を含めすべて好天に恵まれた。
移動日には羽黒山や小岩井農場なども観光し、名物も堪能した。ゆったりとしたいい山行であった。
担当の岡本さんの綿密な計画と手配そして実行に深く感謝する。 |
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